子持ち転職は異状だらけ~働きたい母ちゃんのつぶやき

小学1年生と保育園児(未満児)を抱える、働きたい母ちゃんの転職記録です。

敵はあちこちにアリ!

こんにちは。

働きたい母ちゃんの、ツキエサです。

 

仕事を辞めて、無職期間1ヶ月ちょっと・・・

契約社員ながら、何とか次の仕事が決まりました!!

ほぼフルフレックスの、営業系の仕事で、通勤は車で15分強。

 

仕事の内容には、少々不安が残り、かなり迷っており

派遣も登録して申し込んだりしてみたのですが

派遣でも、営業色の強いものや、事務色の弱いものを選ぶと

残業NOだと難しいと断られる有様・・・

 

ノルマはないことや、一ヶ月間の労働時間が足りない事態になった場合

どう対処してくれるのか、といったことを確認し、

やってみよう、と思って決断しました。

 

この決断の裏には、あちこちに現れた「敵」の存在も大きかったのが

正直なところです。

 

夏休みに重なってしまったことも大きいとは思いますが

私も、子供も初体験の無職期間。

今年、小1になった子供は、初めて「夏休み」という存在を知り

たまたま夏休み入って早々。体調不良で学童を休んだことで

休みに家にいる優雅さも知ってしまい

学童に行きたくない病が発病。

かといって、私も家にいられると、仕事探しには不便するけど

仕事していないので強く言えず・・・

 

一生懸命説得し、自分でもここまでに決まらなくても少し長めに休ませよう

という日にちを決め、そこまでがんばってほしいと説得し

お迎えの順番を下の子を後にまわして早めたり工夫して何とかしたものの・・・

 

とても、しんどかったです。

 

小1の子も、仕事の用事がある(面接がある)といえば、納得し

学童に行っていたので、仕事をしている・していないというのが

本当に大きなことでした。

 

そして、2歳の下の子も、母が仕事をしていない(家にいる)ことを

うすうす感じているのか

今まで以上に、預ける時に嫌がって離れず

よく泣いていました。

 

こういうことで、仕事を探している母側も、メンタルが

少しずつやられていきます。

 

子供がいる状態での職探しというのは、働ける時間の制約だけでなく

自分だけの問題ではない、別の苦労があるな~ということを思い知らされました。

 

そして、もう一つの敵は・・・役所。

仕事探しをしている期間は、求職中となり、自治体により期間は異なるものの

指定された期間内に仕事を見つけられなければならない制約があります。

これは、ワーママであれば、たいていの方の認識にあると思うのですが

相手は役所。

2015年度からの仕組みで、現在は、保育標準時間の認定と、保育短時間の認定の2種類が存在し、標準認定の人と短時間認定の人では、預けられる基本の時間や保育料が異なります。この切り替えは、月単位なんです。

 

分かりやすく、私の例で話していきますね。

 

自治体により、多少通常保育の時間は異なるのかもしれませんが、我が家の住む自治体の場合、通常保育の時間は8時半~4時半。短時間認定の場合、この時間以外は延長保育ということになり、延長料金がかかります。標準保育の場合は、園によっても違いますが、我が家の通う園の場合は、7時~7時半と、18時半~19時は別途追加料金ですが、それ以外の時間は毎月の保育料だけで済みます。

今までフルタイム勤務で、標準認定できたわけですが、求職中になると、短時間認定になります。それ自体は仕方ないのですが・・・その切り替えが月単位、というのがやっかいです。

 

私の場合、7月上旬で退職し、無職となりました。

その場合、7月は標準認定ですが、8月以降、短時間認定となります。

うちの自治体は猶予は3ヶ月なので、10月20日までに、一定量の仕事がないと

保育園を辞めてください、となります。

それ自体は、保育に欠けない状態になるわけで、仕方ないと思います。

ただ、この月単位は、フルタイムでの転職を目指す人には、ちょっとした壁です。

ただでさえ、選べる仕事が少なくて、その中から選ばれなければいけないのに

中途半端な月の半ばから仕事開始にしてしまうと・・・

延長料金が異常にかかることになってしまうんです。

 

短時間認定の方が、確かに月額の保育料は安いんです。

でも、正直、標準認定との差は微々たる差で、2・3日、2時間も延長しようものなら

あっというまにオーバーしてしまうくらい。

仕事が決まって喜ぶのもつかの間、2週間もフルタイムで短時間認定で

働く事態になると、2万円超えてしまうのでは・・・??

(すいません、計算苦手なので実際にはしていませんが・・・)

なので、なるべく早く働きたいと思っていても、8月半ばから働いたら

延長料金がえらいことになってしまう・・・

 

で、仕方なく9月の頭をめざそうとなるのですが、そのためには、8/20までには

仕事を決めていないといけないという・・・

(我が自治体の場合は、20日締めでした。)

 

当然、自治体により日時の差はあると思います。

でも、多少の差はあれ、どこもこういった問題を抱えていると思います。

 

もし、このブログを見てくださっている方の中で

これからフルタイム勤務の転職を検討していて、まだ仕事が決まっていないのであれば、これはぜひ頭の片隅に入れておいてもらいたい情報です。

よく、間を空けずに転職をした方が良い、といわれると思うのですが

フルタイム勤務のワーママの場合、タイミングも重要です。

私は、無職期間を経たことで初めて知ったので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

 

ちなみに、仕事が決まったツキエサが、実際どうしたかというと・・・

 

7月の離職票到着後に、役所に相談に行き、その時点でこの月単位の切り替えの

ことを知り・・・

その時、7月半ば。で、結果待ちのところが2件くらいあったので

8月中旬から働くことになったらどうするんだと食い下がったら

特例で7月ギリギリまで待ってもらえることになり、

そんな返事待ちをしている状態の時に、上の子の体調不良が重なったり

出かけたりで、連絡ができず、変更が8月になってしまい・・・

我が自治体は少子化に悩む待機児童がほとんどない地域でゆるいためかと思いますが

8月は標準認定のままとなり、結果、8月に2回ほど面接で通常保育の時間に

お迎えに行けず、そして、8月下旬から働くことになりましたが

標準認定のままなので、余計な延長料金はかからずで済み・・・

 

結果オーライでした(笑)

 

とはいえ、本当に短時間認定になっていたら、今月はプラスで

1万円くらいは追加で出費する事態だったと思います。。。

 

でも、8月下旬には勤務して欲しいという職場の事情があり

断れなかったので、その出費を受け入れるしかなかったと思うので

本当に結果オーライとしかいえません。

(役所の担当の人も、話を聞いていただけに、ちょっと安心したんじゃないかと

勝手に思っています。不正じゃなくなった、よかった的な 笑)

 

でも、こんな仕組み一つとっても、

オイオイ、本当に女性に働いてほしいと思っているのかい??

と国の偉い人たちにつっこみたくなります。

 

変更、月単位でなく、せめて週単位くらいにしてくれると

本当にありがたいんですけど・・・

 

子持ち女性が働く壁、本当にいろいろあります。